担任に油良の家の住所を聞いて、見舞いがてらそれを伝えるついでに、何か作ってやるためにスーパーによった。 油良の家は共働きで夜遅いから、油良が風邪で倒れても誰も看病してくれないんだって言ってたし。 今日も多分、一人で飯も食わねぇで寝てるだろうから。 俺はこう見えても料理が得意だ。 よく母さんの代わりに作ってるから。 あんまりムズいのは無理だけど、お粥とか卵うどんとかならすぐできるし。 何とかして詫びねぇと俺の気がすまねぇしな。