恋の神様におまかせ♪




なんでそう思ったか分からないけど、なんとなく、そんな気がして。

由紀の顔を見て、涙が零れた。


由紀の手を離して、一人で家の中に入った。


リビングを抜けて、キッチンに入り、母さんが持っていた包丁を奪った。



母さんが、顔をあげる。




俺は、両手で包丁を握り、高く腕を振りかぶった。



そして、……………。

















































最後に覚えているのは、由紀の顔だった。