ケイちゃんが玄関を出たのを確認するとボッと顔が熱くなるのを感じた。
思い切って自分からもしてみたけど…。
でも…。こんなことでケイちゃんは幸せ感じてくれないだろうなぁ。
どうにも沈んでしまう気持ちにメールを送ることにした。
『パパへ。心愛です。テレビ電話できませんか?久しぶりにパパの顔が見たいよ。』
返事はすぐに来た。
『パパだって!パソコンの準備して待ってます。パパ。』
パパらしいメールに微笑むとパソコンを起動させてテレビ電話のソフトを立ち上げた。
「本当に久しぶりだね。やっぱりお兄ちゃんがいたら寂しくないのかな?」
言葉とは裏腹にパパはニコニコしている。
その顔がなんだか憎たらしくて、ちょっとだけ憎まれ口をたたく。
「パパったら。やきもち?確かにケイちゃんは寂しくないように一緒にいてくれるよ。」
「その割には元気がないな。佳喜はどうした?」
パパには言わなくてもバレちゃうんだなぁ。
「うん。今はコンビニに行くって。でもね。パパ。今日はケイちゃんのことで…。」
言葉に詰まる私にパパは楽しそうな明るい声を出す。
「なんだなんだ。喧嘩でもしたのか?兄妹喧嘩なんて夢みたいだな。」
娘が悩んでるって言ってるのに、この能天気オヤジめ!
思い切って自分からもしてみたけど…。
でも…。こんなことでケイちゃんは幸せ感じてくれないだろうなぁ。
どうにも沈んでしまう気持ちにメールを送ることにした。
『パパへ。心愛です。テレビ電話できませんか?久しぶりにパパの顔が見たいよ。』
返事はすぐに来た。
『パパだって!パソコンの準備して待ってます。パパ。』
パパらしいメールに微笑むとパソコンを起動させてテレビ電話のソフトを立ち上げた。
「本当に久しぶりだね。やっぱりお兄ちゃんがいたら寂しくないのかな?」
言葉とは裏腹にパパはニコニコしている。
その顔がなんだか憎たらしくて、ちょっとだけ憎まれ口をたたく。
「パパったら。やきもち?確かにケイちゃんは寂しくないように一緒にいてくれるよ。」
「その割には元気がないな。佳喜はどうした?」
パパには言わなくてもバレちゃうんだなぁ。
「うん。今はコンビニに行くって。でもね。パパ。今日はケイちゃんのことで…。」
言葉に詰まる私にパパは楽しそうな明るい声を出す。
「なんだなんだ。喧嘩でもしたのか?兄妹喧嘩なんて夢みたいだな。」
娘が悩んでるって言ってるのに、この能天気オヤジめ!

