電車に乗る前にお気に入りのケーキ屋さんで手土産をケイちゃんと選ぶことにした。
「ねぇケイちゃんはどれが好き?
うわぁどれも美味しそうだね。」
見た目も可愛らしいケーキは見てるだけで幸せな気持ちになれる。
そんなウキウキしている私の横でジッとケーキじゃなくて私への視線を感じる。
な、なんでしょう?ケイちゃん。
視線が痛くてそっち向けない…。
「ケーキも甘そうだけど…。」
そう言ってプルンッと私のくちびるがケイちゃんの親指で弾かれた。
「俺はやっぱりココのリップの方が甘くて好きだな。」
ひぃ。
なんでただいま絶賛お色気中なのでしょうか。
家ではハグチューしても割と普通じゃなかった?ねぇねぇ!
私はケイちゃんの方を恐ろしくて向けないでいると目の前の店員さんが「ほぅ」ってため息をついた。
「ラブラブですね。」
「いえ。そんなことは。普通です。」
ケイちゃんはしれっと受け答えしている。
普通って!普通って!ケイちゃんの普通が全くもって分かりません!
「ほら。手土産を決めるんだろ?」
ケイちゃんは何人分必要なんだ?
と至って普通だ。
そうでした。
ケイちゃんは遊び人の危険人物だった。
危ない。危ない。忘れちゃいけない。
「えっと従兄弟は2人兄弟でおじさんおばさんがいて、あとは私たちだから全部で6個あればいいかな?」
この後は無難にケーキを選べてホッとするとケーキ屋さんを後にした。
「ねぇケイちゃんはどれが好き?
うわぁどれも美味しそうだね。」
見た目も可愛らしいケーキは見てるだけで幸せな気持ちになれる。
そんなウキウキしている私の横でジッとケーキじゃなくて私への視線を感じる。
な、なんでしょう?ケイちゃん。
視線が痛くてそっち向けない…。
「ケーキも甘そうだけど…。」
そう言ってプルンッと私のくちびるがケイちゃんの親指で弾かれた。
「俺はやっぱりココのリップの方が甘くて好きだな。」
ひぃ。
なんでただいま絶賛お色気中なのでしょうか。
家ではハグチューしても割と普通じゃなかった?ねぇねぇ!
私はケイちゃんの方を恐ろしくて向けないでいると目の前の店員さんが「ほぅ」ってため息をついた。
「ラブラブですね。」
「いえ。そんなことは。普通です。」
ケイちゃんはしれっと受け答えしている。
普通って!普通って!ケイちゃんの普通が全くもって分かりません!
「ほら。手土産を決めるんだろ?」
ケイちゃんは何人分必要なんだ?
と至って普通だ。
そうでした。
ケイちゃんは遊び人の危険人物だった。
危ない。危ない。忘れちゃいけない。
「えっと従兄弟は2人兄弟でおじさんおばさんがいて、あとは私たちだから全部で6個あればいいかな?」
この後は無難にケーキを選べてホッとするとケーキ屋さんを後にした。

