彼らの姿はとても儚くて




目の眩む閃光とともに、衝撃音が鳴った。


爆風が俺を襲い、その勢いで遠くまで吹っ飛ばされた。


一瞬、意識を失ったが、直ぐに目を覚まし、地面を這って戻ろうとする。


どうしようもなく震える手で、地面を引っ掻く。




違う。

違う。こんなはずではない。



そんな、バカなことがあってたまるか。

だって、だってお前は。


お前には、

仲間に託された命があるはずで、

迎えに行く恋人がいるはずで、

明るい未来があるはずだった。



それらを胸に、写真一枚で食いしばってきた。


初めて涙を見せたあの夜は、ついこの間じゃないか。



こんなはずじゃない。