「美鈴ちゃん? おばさんのこと、気にしてる? おばさんはね、美鈴ちゃんの幸せを願っているのよ? 忘れないで。 昔のこと、今のこと、辛かったのも知っているわ。 おばさん、美鈴ちゃんのこと応援してるから。 ……相手なんて、もうわかっているわよ」 そのとき、わたしの目尻から大量の涙がこぼれた。 ***