「……美鈴ちゃん…?」 お店の奥の方からでてきたのは、 50代くらいの、優しそうな雰囲気を醸し出しているおばさん。 わたしの名前を読びながら、目を泳がしている。 「麻季…さん。 会いに来ました…!」 ***