欲望の飴と飴売り少女

家に帰った後考えた。今日はまだ飴を食べていない。


山下の家だけど川野くんに会う。私は自分の部屋のクローゼットを開けた。


「かわいい服がない」


あたしは友達とかと遊ぶラフな服しか持っていない。男ウケする様なガーリーな服はない。



飴を食べた。お金が欲しい!

どの様な形でお金が来るのか楽しみに待っていた。
『ガチャ』

家の鍵が開く音がした。

「春香ー?」


お母さんの声だ。慌てて階段を降りた。もしかしてお母さんがお金くれるのか。



「ど、どどうしたの?お母さん、あ、おかえり」

「何よ、そんなに慌てて」


「お母さんこそ、急にどうしたの?」



「そうだった、忘れたわ!私、しばらく帰って来れないからとそれと最近成績が上がってるみたいね。先生が褒めてたわ…」


「そ、そうだけど! で、何?」

「はい、ご褒美含めしばらく帰って来れないからお金。」


驚いた。2万5000円も入っていた。


「え?いいの⁉︎こんなに」


「ええ。しばらく帰って来ないしあと、お父さんから」



お母さんが茶封筒をあたしに渡した。