悪夢の鬼

恋愛(その他)

KARASU/著
悪夢の鬼
作品番号
1409164
最終更新
2017/02/16
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
私、西ノ宮(にしのみや)高校2年生16歳久坂辺葵(くさかべあおい)には秘密がある

私の家には鬼が一体住んでいる

いつもの様に私は、家に帰り鬼はずっと私を待っている

?「・・・来た♪」

ガラガラ(ドアの開く音)
久坂辺葵「…………」

スタスタ(歩く音)

?「いやー、帰っくるのが遅かったね♪
待ちくたびれたよ」

ニヤリ♪

それは、
純血の血濡れた赤い瞳
肌に突き刺さるような鋭い牙
月のように透き通る銀色の髪
長い鋭い爪

そして、美貌の顔を持つ鬼は、私をドン底に突き落とす

鬼「さぁー、こっちにおいで葵♪」

その鬼とあったのは、1日前のこと

私は、小さい頃から無表情で、欲しいものも何も無かった

私の家は、ボロ屋敷みたいな家で、いつも1人だった

お母さんは、私を産んですぐに死に
お父さんは、お母さんが死んでから、病み始め、私が5歳の時に自殺で死んだ

私が、今こうして生きてるのは、隣の家に住んでるおばあちゃん達に食べ物や、道具、いろんなものをくれているから今こうして生きている

ある、雨の日隣の家に住んでいたおばあちゃん達の死体が見つかった

上半身と下半身が真っ二つ切られていたと言う

久坂辺葵「また人が死んだ」

私は、傘に手を強く握る

雨の音は止まずにずっと降っていた

1人家の中で座っていた

一向にやまない雨の音

その時

ガタッガタッ(窓の音)


ビュー(風が入る音)


ペタペタ(歩く音)

鬼「みーつ〜けた〜♪」

久坂辺葵「誰……」

何故かあの時その鬼に見られた瞬間身体が動かなかった
初めての感覚だった

鬼「そんなに怖がらなくてもいいんだよ♪」

私は、身動きが取れなかった

鬼「へぇ〜、君僕を見ても無反応だね
♪」

久坂辺葵「あ…貴方は……」

鬼「おっと、そういえばまだ自己紹介がまだだったね
僕の名前は、椿(つばき)
でもって、今から君を殺す者さ♪」

これが、私と椿の出会い

そして、悪夢の始まりだった

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