君の前では王子の仮面をかぶるので覚悟してください。


ギュッー


「えっ?!え、え??拓深?!」


「佳詠ちゃん、ごめん…」


まじ、最低な俺でごめん

でも、やめられねぇんだ


「え?なになに??
あ!待ってたことなら私がしたくてしたことだからっ…!」


「…佳詠ちゃん、男に騙されないでね、ほんと」


俺みたいな悪い男に…


「えぇ?大丈夫だよぉ!
それに、何かあっても拓深がそばにいるもん!」



あぁ、
俺がこの仮面を外せる日はくるのかな


この天使の前では、
無理だな…