そう言った私は、白崎さんにお礼を言って目の前にある校舎に向かって歩き出そうとした時に白崎さんが私を呼び止めた。 「あ、堀江さん。志樹先生はそちらの校舎にはいませんよ」 「え?」 あの校舎に志樹はいない?どういうことだろうと白崎さんの次の言葉を待っていた。 「志樹先生はあちらにある第2校舎におります」 そう言った白崎さんは目の前にある校舎とは別の方向を指した。 そこは門の外からを見えなかった、もう一つの建物がそびえていた。 「あそこにですか?」 「はい」