爽やかな笑みを浮かべる警備員さんに私はなぜかその男性に挨拶をした。 「あ、私堀江このみと言います」 「私は白崎信彦(シラサキ ノブヒコ)です。ここの警備をしています。」 突然の挨拶に返してくれる白崎さんに、なぜか安心感を感じた。 「私、速水志樹先生に呼ばれてきたんですが…」 「はい、伺っております。」 そう言った白崎さんは門の扉を開けて、私を中へと入らせてくれた。 「志樹先生からの伝言です。『第1化学準備室にいるから』とのことです」 「そうなんですか。わざわざありがとうございます」