【続】強がりな元姫様



〔ーー次は◯◯駅、お降りの際は……〕


電車のアナウンスが聞こえてきたがまだ私達が降りる駅ではない


「……わ、悪いな、座りっぱなしで退屈だろう」


「う、ううん、外の景色をを見ているのは嫌いじゃないから」


「そう、か……」


「……」


……こんな場合、どうすればいいのかしら


お父さんが泣き止み、一つの山場を越えた今、親子として何を話せばいいのかわからない


しかも、星夜はいつ戻ってくるのかな?


まさか、何かトラブルとかに遭遇していたりしてないよね?


ふと、星夜が気になり私は立ち上がる


「……ねぇ、少し、外しても、いい、かな?」


「あ、いいぞ。 だったら電車内を探索するといい。 退屈も凌げるだろう」


「そうね。 じゃあ、そうするわ」


ここは、お父さんのお言葉に甘えて見よう


6車両あって一番最後の車両だから迷う事はないだろう


私は探索をする事にした