「起こさないと、寝れなくなるでしょう?それに此処で寝ていれば風邪ひきますよ。」


「ちょっ、唯ちゃん終わってたなら起こしてよ!お陰で、あたしずっと寝てたの?!」



唯ちゃんはあたしをどうやって運んだろう。
絶対にあたし重いのに!



「だって、ふうちゃんの寝顔は昔からずっと可愛いんだもん。」


「唯ー、風呂あいたぞ。…って、楓加起きてんじゃん。」



呑気なスウェット姿のはるちゃんの姿。
髪が濡れていて頭の上にタオルがのっている。


多分、女子生徒達がみたらかなりの萌えだ。



「はるちゃん!もー、はるちゃんもあたしが寝てたなら起こしてよ!」


「楓加の寝顔をみていたら起こせないだろ…普通。それに晩飯の匂いがしたら起きると思ったら起きないし。」



…寝顔見られるなんて、、
変な顔してなかったかな?!

口とかあいてなかったかな?!



「あれ、ふう起きたんだ。」


「本当だ、起きてるじゃん。」