「そういえば、類ちゃんお昼から学校だったような気が……、」
類ちゃんは甘党だからな〜、
「だから僕、ふうちゃんが食べたいな?」
「あたしは食べれません。」
この家族の中で一番心配なのは唯ちゃんだ。
もう23歳になるのにマイペースというか…、
「僕、ふうちゃんに会いたくて他のみんなに任せて帰ってきたのに?」
「はぁ…、よくそれでオーナーしてられるよね。唯ちゃん本当にすごいよ。」
「ふうちゃん、それ褒めてるの〜?」
この家で最も女の子らしい男は唯ちゃんだね。
うん、絶対って言いきれるよ。
「さて、どうだろうね。あ!唯ちゃん暇なんだったら髪揃えてくれない?」

