「みっちゃん、帰ろっか?」 「うん!宮下先生バイバーイ!」 あたしも軽くお辞儀してみっちゃんと手を繋いで家路を歩いた。 「今日ね、歩美ちゃんと遊んだの!それでね、国語のテスト90点だったの!」 みっちゃんがスキップして歩く。 その姿が初々しいと思ってしまった。 あたしもこんなだったのかな? 家に帰ってから唯ちゃんかはるちゃんに聞いてみようかな。 「あとね!康太君と友達になったんだよ!」 子どもって無邪気だな。 そんなところがまた可愛い。