「…お久しぶりです、今は蜜葉がお世話になっています。」
「こんな形で再会なんて僕も驚きましたよ。香波(コナミ)さんはお元気ですか?」
香波さんというのは、あたしの幼馴染みで幼少期からの親友の香波 花菜(コナミ カナ)のことだ。
6年生の時、花菜は宮下先生が好きでかなりアタックをしていた。
「ご自分で確認します?」
と、あたしは笑いながら少しだけ冗談半分で言ってみた。
「…そうですね。また機会があれば2人で来てくださいね。」
話してたら、みっちゃんが息を切らしながら走って来た。
「楓お姉ちゃん!ただいまっ!」
息切れしながら抱き着いてくるみっちゃんは可愛くて本当に目の保養だ。

