はぁ…、マジで小学生は強い。
「あっれ〜、遙じゃん?…と、楓加ちゃんじゃん!うわ、レアすぎる!」
「なに、この子天使みたい!」
まさかの、外周中の亮平と恵佑に遭遇。
ついでに言うと、この2人バスケ部。
「ウザい、さっさと走れ。」
「妹ちゃんの前なのに冷酷すぎる!…ね?妹ちゃん、どう思う?」
こいつ達は楓加に何を言わせたいのか?
「はるちゃん、レイコクってなに?」
「んー?心が温かい人のこと。」
「ちょっ、遙、間違ったこと教えんなって。
…あのね、楓加ちゃん?冷酷ってのは心が冷えきった人のことを言うんだよ〜?
例えば、遙のことを言う。」
「じゃあ、はるちゃんが病院に行かなきゃ駄目でしょ?心を温めてもらわないと!」
やばい、マジで可愛すぎる。
なに、この可愛すぎる生き物は…。
「あ、それと菊川のこと。…ちょーっと、明日の朝やばいかもしんない。」
「…は?」
キクカワって確か、昼休憩の?
別にどうでもいいんだけど。
「おまえ達、そいつに何かしたの?
めんどくさい事してたら許さねーぞ。」
「遙には一途の子がいるって言ったらキレた。“遙君は私のものなのに!”って言って。」
は?ふざけんな。

