「少し熱が高めなのよ。…校内でも風邪が流行っているからそれかしら?」
「とりあえず、楓加を病院に連れていきます。ありがとうございました。」
俺は楓加をおんぶして、保健室を出た。
「…ん?はるちゃん?」
「ったく〜、熱出てるとか聞いてねぇぞ?
ということで、病院直行ー!」
それより、俺って結構な力持ちじゃね?
楓加おんぶしてるだろ?
片手に結構重いランドセル持ってるだろ?
てか、ランドセルの中身、高校生のカバンよりパンパンに入ってるじゃん。
「…いやぁ!病院は行かないの!」
「馬鹿か?病院行かねぇと、熱下がんないだろ?それに学校も行けねぇぞ?」
高校生の俺にとったら、毎日警報出てほしいレベルなのに。
授業受けんのだるすぎて。
「…学校には行くの!」
「周りに風邪移す気か〜?」
「マスクするもん!」
小さい楓加は言うことを聞かない。
早すぎる反抗期ってやつか???
「病院に連れてかなきゃ、俺が京に怒られんの。…楓加、わかってくれる?」
「はるちゃんの都合なんて知らないもん!京ちゃんに怒られたらいいじゃん!」

