「その反応からすると、またナカセルノ?」
「…てめぇ、まじ鬱陶しい。」
勝手に告られてるのにOKなんてするかよ。
況してや、知らない奴だし。
女は楓加だけで充分。
「俺、今のこいつの気持ち読める。
絶対に、女は楓加ちゃんだけでいい…、なんて思ってんじゃねーの?」
「…っな!奏人てめぇ、勝手に人の気持ちに入ってくんな。」
奏人とはかなり、付き合いが長いから最近は思ってることがすぐにバレるらしい。
「遙は顔に出るタイプだから。」
「…黙れ。」
てか、やっぱり行かないと駄目なわけ?
別に向こうが一方的だったし、
「あっ、てか…、俺そもそも今日の放課後とか無理。…楓加を病院に連れてかないと行けないんだった。」
「え?楓加ちゃんどうかしたの?」
「今朝から風邪気味で京に放課後病院で薬もらって来てって言われた。」
朝からゲホゲホと咳をしていた。
毎年、これぐらいの季節は風邪をひく。
「楓加ちゃん、大丈夫?」
「…多分、朝から辛そうだったけど。」

