「ありがとうございました。お陰で傍にいることが出来ました。」



あっ棒読みになっちゃったけどまぁ良いよね



「どうした。感情がこもっとらんぞ」



マイクってば調子に乗って…



「ムッ、大体マイクがしっかりしていればよかったのに…」



「だったら千代が継げよ。なんなんだよあの理由。大切な人が居るからって日本にいるって親戚はいないのに周りに迷惑だろっ」



「大切な人を失った悲しみは、その人にしか分からないんだからね」



「そんなのおばあ様だって母さんだって…」



「叔母さんはそんなこと無いわよ。邪魔者が消えてせいせいしてるわ」



「なんだとっ母さんのことを馬鹿にしてんじゃねぇ〜」