昔々アリオス王国という王国があった。

その国の王様はアリオス・サルージャとても優しく思いやりのある王だった。そして王妃のアリオス・アビリ女王が一人の少女を授かった。その子はアリオス・エラという少女だ。

平和に過ごしていたある日、王妃アビリが打たれた。

絶望と、闇に包まれたアリオスは娘であるエラを安全な屋敷の屋根裏に閉じ込めた。

「お父様!いや!1人にしないで!暗いのは嫌よ!」

「お前達!絶対エラを出してわならんぞ!」

メイド達)「分かっております。」

「お父様!お父様〜!うっ...うぅっ...」

「エラお嬢様、このような場所に閉じ込めることはアリオス様がエラお嬢様をお守りしたいからなのです。お分かり下さい。」

「分からないわ!どうして私を閉じ込める必要があるの?!」

エラはメイドの顔を涙でいっぱいにした目で見つめた。

「っ...」

「もういい。下がりなさい。一人にして」

「エラお嬢様...申し訳ございません。私共ではこうするしかエラお嬢様をお守りする事が出来ないのです。」

エラは屋根裏部屋の鍵を閉めた。