となりを埋めて。

「なんか変なのー。コウちゃん…ドキドキする。」


ツン、と髪を引っ張ると、アリサの手は首をくすぐり出した。



「バッ……やめろって!」


「やめてやんない」


「んにゃろ…っ」



もうこうなると、くすぐり合戦だ。



だけど、俺は失念していた。


この日は日曜日だった。


この日は俺はグータラしてたからパジャマだった。