となりを埋めて。

「…も…やめ…いた…」



かすかに声がした気がした。



私は話そうとしてた耳を壁にもう一度押し付けた。


しばらくそうしていたけど、声はもうしなかった。



気のせいかも…



頭がガンガンするのが耐えられなくて私はノロノロと布団に戻った。