今度は日本を救います

「私、茂木 花音(もぎ かのん)。友達になってくれない?」



真顔で淡々とそう言う彼女。


決して友達を作りたそうには見えないのだが、私は大人しい子の方が好きなので拒否しなかった。



「いいよ。私は月見里 楓。よろしくね」



「ん。よろしく」



そう言ったところで2人の男の人が入ってきた。


1人はおそらく40代のおじさん、もう1人はおそらく20代の若いイケメンだった。


直感的に若い人が魔法使いだと思った。


他の人とは違う雰囲気。


でも……思ったより強そうじゃない。



「えー、このクラスの担任になった松山 剛(まつやま たける)だ。これから1年よろしく。そしてこちらは、このクラス担当の魔法使いだ」



こんなおじさんが発するファンタジーな言葉に笑いそうだよ。