審判の合図で私は武器を構える。
先輩はニコニコとただ立っているだけだ。
「始めっ!!」
「っ」
あっという間にいなくなり、いつの間にか背中を蹴られていた。
転びはしなかったものの、そこそこ痛い。
姿を現した先輩は、小悪魔のような笑顔だ。
「あれー?口程にもないね?でもあの蹴りを受けて立っていられたのは君と生徒会長くらいじゃないかな」
「それはうれしいですね」
「ふっ。次、行くよ」
また一瞬で気配が消えたあと、今度はシュッという音が聞こえたので咄嗟に右に避ける。
ナイフか……
続け様にどんどんナイフが飛んでくるが、全部音を聞いて避ける。
あともう少し……
避けながら必死に目を凝らし、ステージを見渡す。
……見つけた!!
先輩はニコニコとただ立っているだけだ。
「始めっ!!」
「っ」
あっという間にいなくなり、いつの間にか背中を蹴られていた。
転びはしなかったものの、そこそこ痛い。
姿を現した先輩は、小悪魔のような笑顔だ。
「あれー?口程にもないね?でもあの蹴りを受けて立っていられたのは君と生徒会長くらいじゃないかな」
「それはうれしいですね」
「ふっ。次、行くよ」
また一瞬で気配が消えたあと、今度はシュッという音が聞こえたので咄嗟に右に避ける。
ナイフか……
続け様にどんどんナイフが飛んでくるが、全部音を聞いて避ける。
あともう少し……
避けながら必死に目を凝らし、ステージを見渡す。
……見つけた!!


