「あれ?楓ちゃんは?」
「さーて、何処でしょう?」
「んー、あの子のことだからきっと碌でもないことを考えてそうだね」
聞こえてるよ佐伯さん。
あなたからは死角になる所にいるから気づいてないようだけど私からはバッチリ見えてるし聞こえてるからね。
ま、いいや。作戦開始。
私は故意に足を滑らせ、木の上から落下した。
「楓ちゃん!?」
それに気づいた佐伯さん大慌てで近づいてきた。
「いっ……」
「何してんの!?」
「木の上から攻撃しようとしたんだけど……」
「ほんっとバカ!!ほら!!掴まって!!」
2度目のお姫様抱っこ。
みんなの前だと恥ずかしい……
けど平静を保つ。
「ありがとうございます……」
「お礼なんていいから!!」
違うよ、佐伯さん。ごめんね。
私はギュッと首に抱きつき、耳元で小さな声で言った。
「つーかまえた」
「っ!?」
いつもの仕返しで出来るだけ色っぽく言ったらどうやら効果抜群。
初めて顔が赤くなったところを見た。
可愛すぎる……
「さーて、何処でしょう?」
「んー、あの子のことだからきっと碌でもないことを考えてそうだね」
聞こえてるよ佐伯さん。
あなたからは死角になる所にいるから気づいてないようだけど私からはバッチリ見えてるし聞こえてるからね。
ま、いいや。作戦開始。
私は故意に足を滑らせ、木の上から落下した。
「楓ちゃん!?」
それに気づいた佐伯さん大慌てで近づいてきた。
「いっ……」
「何してんの!?」
「木の上から攻撃しようとしたんだけど……」
「ほんっとバカ!!ほら!!掴まって!!」
2度目のお姫様抱っこ。
みんなの前だと恥ずかしい……
けど平静を保つ。
「ありがとうございます……」
「お礼なんていいから!!」
違うよ、佐伯さん。ごめんね。
私はギュッと首に抱きつき、耳元で小さな声で言った。
「つーかまえた」
「っ!?」
いつもの仕返しで出来るだけ色っぽく言ったらどうやら効果抜群。
初めて顔が赤くなったところを見た。
可愛すぎる……


