包み隠さず話しました。
「へー、世界多すぎない?」
「私もそう思います」
元はと言えばこんなに世界を作るから、私はこんな目にあってるんだよ。
少しでも嘘をつこうとしたら色気を身に纏わせてくるので、結局すべて話してしまった。
「じゃあ楓ちゃんがバンゲルを使えなかったのは、バンゲルに頼らずとも魔法を使えるから?」
「多分そうだと思います」
バンゲルというのはバングルのような見た目の、無理矢理魔力を引き出すものだ。
名前がそっくりすぎてとても覚えやすいね。
「これは誰かに話した?」
「誰にも話してません。なので佐伯さん、誰にも言わないでください」
「ん、いいよ」
「え」
私は最悪、話したら死ぬ呪いをかけようかとも思ってたんだけど、あっさりし過ぎてて拍子抜けした。
「へー、世界多すぎない?」
「私もそう思います」
元はと言えばこんなに世界を作るから、私はこんな目にあってるんだよ。
少しでも嘘をつこうとしたら色気を身に纏わせてくるので、結局すべて話してしまった。
「じゃあ楓ちゃんがバンゲルを使えなかったのは、バンゲルに頼らずとも魔法を使えるから?」
「多分そうだと思います」
バンゲルというのはバングルのような見た目の、無理矢理魔力を引き出すものだ。
名前がそっくりすぎてとても覚えやすいね。
「これは誰かに話した?」
「誰にも話してません。なので佐伯さん、誰にも言わないでください」
「ん、いいよ」
「え」
私は最悪、話したら死ぬ呪いをかけようかとも思ってたんだけど、あっさりし過ぎてて拍子抜けした。


