恋をする、その先に…


「社長!?」



一気に酔いが冷め
まさにアニメのように
ガバッと体を起こし
なぜか正座。


昨日と今日で
何を言われるのか
コレもまた頭が痛い問題だ。



「も、もしもし…」


『よく起きれたな』


「あ、はい…なんとか」



『二日酔いです』とは言えないが…。



『昨晩の事は
 どこまで覚えてる?』


「えーッと、途中までは…」

『後半は覚えてないみたいだな。
 まぁ予想通りだけど。
 あれだけ飲めばそうなる』



どうやらナツメは
ヒメが返答する前から
わかっていたようだ。



「昨日アタシ…
 何かやらかした?」



怖すぎて
聞くのも勇気がいる。


しかし、時として
現実を受け止めないといけない…。


そう思って聞いてみたが…



『安心しな。
 寝込み襲う趣味はないから』



まるで心を読まれたみたいで
ドキッとしてしまう。



『ただ、忠告として。
 誰であっても男には警戒しろよな?
 隙を見せるのは要注意。
 襲われても知らねーよ』



その言葉の
本当の意味はわからなかったが
本人はもちろん
隙を見せているつもりがない。



しかし
もしかして昨夜は違っていたのか。
どんな大胆な夜を過ごしたんだろうか。


それを考えると
穴があったら入りたい気分だった。