DeTeCtIvE KASHIMA ~華島・望月合同合宿連続殺人事件~

「警察は事故として処理をした」

「何で?お腹刺されたんでしょ……?」

「指紋が残ってなかったし、料理中だったみたいだから」

俺は……事故なんかじゃないと思う。

「そうなんだ」

他殺だ……。

他殺とは言い切れないけど…。

「事故じゃないと思うんだけど」

後ろを歩く夢希が言った。

「夢希聞いてたの!?」

星奈が驚く。

「そりゃ、聞こえるでしょ。この距離だし……」

「それもそうか……」

「それで?なんで俺の父さんが事故じゃないと思うんだ?」

「邦彗さんはスゴい頭がキレる人なんだよ?そんな人が不注意からの事故なんかで死ぬとは思えない…。それに、事故でお腹に包丁が刺さるかって言われたら、その可能性はごく稀……」

夢希の考えに同感……。

「まぁ……事故として処理されたんなら事故なんじゃないかな?警察が処理してるんだもん。それより、地下までまだ着かないのかな~」