「水瀬部長…!お疲れ様です。」 突然のことに驚き、思わず1歩後ろへ下がると同時に、部長が会議室へ入り、あっという間に距離を縮めてしまう。 部長の恋人となって以来。初めこそ、ぎこちなさもあったが、元々"仮"恋人期間も業務中の接触はそれほど無かった為、今も仕事に支障が出ることは無かった。 ただそれは、 同じフロアで勤務しており、周りの目もあるからこそで。 2人きりの会議室。 社内だと分かっていても、目の前に居る彼を見て、胸が騒ぐ。