「悪かったわね。学ブーみたいなデリカシーのない男子って最低!人の恋心を馬鹿にして。」
ゲシッ!!
「痛~ッ。香織め、次期、児童会会長を蹴ったな。この野蛮女!お前なんか停学で近親相姦だ!」と怒鳴り散らした。
「はぁ?」
意味不明で、香織ちゃんと僕は思わず顔を見合わせ、かつお君が一言。
『学君、もしかして、「停学で自宅謹慎」の間違いだった?』
「そ、そうだ!自宅謹慎だ。」
『近親相姦だなんて、小学生らしからぬ年齢不相応な発言だよ。』
「そ、そうなのか?どういう意味だ?」
『ボクにそんな説明を求められても困るよ。』
「へっ!あんたなんか立候補したって落選落選。超落選。自宅謹慎を近親相姦といい違える超おバカは児童会会長になんかなれませんよー。児童会会長はね、将太君みたいな正義感のある優しい男子がなるべきなの。」
「ホントによぉー!香織は可愛くねえ女だ!一生将太にフラレてろって!」
「あ、あの、香織ちゃん、その、ゴメンネ。僕・・・。」
なんか、僕のせいで香織ちゃんが学君にからかわれているなんて、女の子に恥をかかせてるのかな、僕って・・・。
「へへーん。ザマみろい!香織が将太に失恋しました。3度目、いやいや5度目?懲りずにまた失恋!」
「ま、学君・・・。」
何も、そこまでいわなくても・・・と、僕は思ったけど、香織ちゃん、僕がかばう必要も無く、やっぱ強いや。あのクラスのガキ大将で番長の学君に全然負けてない。
ゲシッ!ゲシッ!!
そこで、かつお君が冷静な声で割り込んできた。
『なんだ、学君、香織ちゃんの事が好きなんだ。素直になれないなんて格好悪いね~。保険の百合子先生が「男らしい素敵な男の子になったら、必ず好きになってくれる子が現れる。」って言ってくれたこと信じて改心したんじゃなかったんだっけ?ガキ大将。まだまだ青いね。』
「?!か、かつお君?えっ?学君が香織ちゃんを?そ、そうなの?」
『多分ね。98%確信犯だと思う。』
「ぼへーっ!ま、まさお、お、おめぇ、魚の癖に、な、何生意気なコト言いやがって、この俺様が凶暴香織を好きなわけ、ないだろうー。」
ゲシッ!!
「痛~ッ。香織め、次期、児童会会長を蹴ったな。この野蛮女!お前なんか停学で近親相姦だ!」と怒鳴り散らした。
「はぁ?」
意味不明で、香織ちゃんと僕は思わず顔を見合わせ、かつお君が一言。
『学君、もしかして、「停学で自宅謹慎」の間違いだった?』
「そ、そうだ!自宅謹慎だ。」
『近親相姦だなんて、小学生らしからぬ年齢不相応な発言だよ。』
「そ、そうなのか?どういう意味だ?」
『ボクにそんな説明を求められても困るよ。』
「へっ!あんたなんか立候補したって落選落選。超落選。自宅謹慎を近親相姦といい違える超おバカは児童会会長になんかなれませんよー。児童会会長はね、将太君みたいな正義感のある優しい男子がなるべきなの。」
「ホントによぉー!香織は可愛くねえ女だ!一生将太にフラレてろって!」
「あ、あの、香織ちゃん、その、ゴメンネ。僕・・・。」
なんか、僕のせいで香織ちゃんが学君にからかわれているなんて、女の子に恥をかかせてるのかな、僕って・・・。
「へへーん。ザマみろい!香織が将太に失恋しました。3度目、いやいや5度目?懲りずにまた失恋!」
「ま、学君・・・。」
何も、そこまでいわなくても・・・と、僕は思ったけど、香織ちゃん、僕がかばう必要も無く、やっぱ強いや。あのクラスのガキ大将で番長の学君に全然負けてない。
ゲシッ!ゲシッ!!
そこで、かつお君が冷静な声で割り込んできた。
『なんだ、学君、香織ちゃんの事が好きなんだ。素直になれないなんて格好悪いね~。保険の百合子先生が「男らしい素敵な男の子になったら、必ず好きになってくれる子が現れる。」って言ってくれたこと信じて改心したんじゃなかったんだっけ?ガキ大将。まだまだ青いね。』
「?!か、かつお君?えっ?学君が香織ちゃんを?そ、そうなの?」
『多分ね。98%確信犯だと思う。』
「ぼへーっ!ま、まさお、お、おめぇ、魚の癖に、な、何生意気なコト言いやがって、この俺様が凶暴香織を好きなわけ、ないだろうー。」

