『えーっと、それを誰かあげるってことは、それを見てキレイだと思ったら、それと一緒にプレゼントの送り主の事を思い出してほしいってゆーか・・・。』
『へー、人間って、変わった考え方するのね。』
『う、うん。その・・・』
「コリンちゃんって、結構ニブイ?」
『え?私がニブイ?そうかしら???』
「だってさ今」
『だから、ゆーなって!』
『プレゼントを見て、送り主の事を思い出すだなんて、私だったらプレゼントなんか見なくても、ずーっといつも、毎日思い出していたわ。』
「え?誰を?」
『うーんと、あなた達、二人の事。思い出しているだけで、夜も眠れなかった。この間の嵐の夜は、このまま雷が落ちて、私とか、あるいはあなた達の家が燃えて、もしもどちらかが先に死んじゃったら、もう、二人に会えないのねって思うと、悲しかったわ。でも、ほら、生きてたでしょ。お互い無事で、また会えてよかったね!』
え?な、なんか、いい感じ?
『あ、えーと、それって、少し嬉しい。そうだよね。ボク達友達だもんね。』
「友達っていうか・・・かつお君にとってはさ、友達とかじゃなくて・・・」
『いいの!将太君、それ以上は何も言わないでよ。だってボクはもう・・・、』
「かつお君・・・」
『もう、ボクの事なんかどうでもいいから変な事言ってコリンちゃんを悲しませないで!』
「うん。わかったよ・・・」
かつお君は優しいな・・・こんな時でも、自分の事より、相手の気持ちを考えてあげられるんだ。なんか、かつお君らしいって言うか・・・。
『あの、これ、貰っていいの?友情の証ってやつよね?私の宝物にするわ。』
『コリンちゃん!うん、受け取ってくれるんだね。有難う!』
『かつお君は、なぜいつも有難うなの?』
『え?』
『この間も、気持ちだけでも嬉しいよ。ありがとう。って、桑の実の時、自分は食べれなかったのに・・・。』
『変かな?』
『変って言うか・・・普通は貰った人が有難うって言うのに、貰わなくても有難うって。』
『だってさ、嬉しいって思えた時は、そういう気持ちにさせてくれた人に対して、有難うって言うでしょ?普通・・・。』
「そういう優しい子なんだよ、かつお君は。だから僕はかつお君とずっと友達なんだ。」
『へー、人間って、変わった考え方するのね。』
『う、うん。その・・・』
「コリンちゃんって、結構ニブイ?」
『え?私がニブイ?そうかしら???』
「だってさ今」
『だから、ゆーなって!』
『プレゼントを見て、送り主の事を思い出すだなんて、私だったらプレゼントなんか見なくても、ずーっといつも、毎日思い出していたわ。』
「え?誰を?」
『うーんと、あなた達、二人の事。思い出しているだけで、夜も眠れなかった。この間の嵐の夜は、このまま雷が落ちて、私とか、あるいはあなた達の家が燃えて、もしもどちらかが先に死んじゃったら、もう、二人に会えないのねって思うと、悲しかったわ。でも、ほら、生きてたでしょ。お互い無事で、また会えてよかったね!』
え?な、なんか、いい感じ?
『あ、えーと、それって、少し嬉しい。そうだよね。ボク達友達だもんね。』
「友達っていうか・・・かつお君にとってはさ、友達とかじゃなくて・・・」
『いいの!将太君、それ以上は何も言わないでよ。だってボクはもう・・・、』
「かつお君・・・」
『もう、ボクの事なんかどうでもいいから変な事言ってコリンちゃんを悲しませないで!』
「うん。わかったよ・・・」
かつお君は優しいな・・・こんな時でも、自分の事より、相手の気持ちを考えてあげられるんだ。なんか、かつお君らしいって言うか・・・。
『あの、これ、貰っていいの?友情の証ってやつよね?私の宝物にするわ。』
『コリンちゃん!うん、受け取ってくれるんだね。有難う!』
『かつお君は、なぜいつも有難うなの?』
『え?』
『この間も、気持ちだけでも嬉しいよ。ありがとう。って、桑の実の時、自分は食べれなかったのに・・・。』
『変かな?』
『変って言うか・・・普通は貰った人が有難うって言うのに、貰わなくても有難うって。』
『だってさ、嬉しいって思えた時は、そういう気持ちにさせてくれた人に対して、有難うって言うでしょ?普通・・・。』
「そういう優しい子なんだよ、かつお君は。だから僕はかつお君とずっと友達なんだ。」

