『美味しい?』
『ええ、とっても。』
『ええと、友達になれたなら、これから何て呼べば良い?ボク達と違って、君達の世界では名前ってのがないんだよね。』
『名前?』
『そう・・・。リスという種族の呼び名も、種族を見分けて理解するために人間が勝手に付けた名前。その中で、一人一人を見分けるために、その人だけの呼び方を決めて、出会った人とその名前を呼び合うんだ。』
『そう、人間って頭いいのね。自分だけの呼び方ってあると、なんか特別っぽくて良いわね。羨ましいわ。私も名前欲しいー。』
「じゃ、じゃぁ、子リスのコリンちゃん!」
『コリンちゃん?』
「・・・って、どう? だめ?変かな??」
『ううん、素敵。私はコリンちゃんっていうのね、嬉しい。』
『じゃあ、コリンちゃんに決まり!』
『うふふ。有難う。じゃぁ、ちょっと待ってて。』
コリンちゃんが僕の体から下りて駆けて行き、木の枝の途中にぽっかり開いている穴の中に隠れて行って、そして、すぐに戻ってきた。
『これ、あげる。』
「えー?あ、有難う。なに?これ?」
『知らないの?将太くん。桑の実だよ。』
「桑の実?食べれるの?」
『そうよ。とても美味しいの。将太君と、かつお君にもおすそ分け!』
「ありがとう・・・。」
『でも、ボク、今人間じゃないから食べれないや。』
『そうなの?残念。じゃぁ、何プレゼントすればいいかしら?』
『いいよ。気持ちだけで、すごく嬉しいから。有難う。』
『何もあげてないのにお礼を言ってくれるなんて優しいのね。』
「じゃあ、僕は、お言葉に甘えて、頂きます。」
『どう?美味しいでしょ?』
「うっ、うめー!なにこれっ!すごく美味しいよ。」
『良かった。』
「リスさん・・・じゃなくて、コリンちゃんは、いつもこんなに美味しいも食べてるの?」
『今の季節だけ特別よ。美味しいものが沢山食べられる季節なの。』
「実りの秋は食欲の秋なんだね。」
『ええ、とっても。』
『ええと、友達になれたなら、これから何て呼べば良い?ボク達と違って、君達の世界では名前ってのがないんだよね。』
『名前?』
『そう・・・。リスという種族の呼び名も、種族を見分けて理解するために人間が勝手に付けた名前。その中で、一人一人を見分けるために、その人だけの呼び方を決めて、出会った人とその名前を呼び合うんだ。』
『そう、人間って頭いいのね。自分だけの呼び方ってあると、なんか特別っぽくて良いわね。羨ましいわ。私も名前欲しいー。』
「じゃ、じゃぁ、子リスのコリンちゃん!」
『コリンちゃん?』
「・・・って、どう? だめ?変かな??」
『ううん、素敵。私はコリンちゃんっていうのね、嬉しい。』
『じゃあ、コリンちゃんに決まり!』
『うふふ。有難う。じゃぁ、ちょっと待ってて。』
コリンちゃんが僕の体から下りて駆けて行き、木の枝の途中にぽっかり開いている穴の中に隠れて行って、そして、すぐに戻ってきた。
『これ、あげる。』
「えー?あ、有難う。なに?これ?」
『知らないの?将太くん。桑の実だよ。』
「桑の実?食べれるの?」
『そうよ。とても美味しいの。将太君と、かつお君にもおすそ分け!』
「ありがとう・・・。」
『でも、ボク、今人間じゃないから食べれないや。』
『そうなの?残念。じゃぁ、何プレゼントすればいいかしら?』
『いいよ。気持ちだけで、すごく嬉しいから。有難う。』
『何もあげてないのにお礼を言ってくれるなんて優しいのね。』
「じゃあ、僕は、お言葉に甘えて、頂きます。」
『どう?美味しいでしょ?』
「うっ、うめー!なにこれっ!すごく美味しいよ。」
『良かった。』
「リスさん・・・じゃなくて、コリンちゃんは、いつもこんなに美味しいも食べてるの?」
『今の季節だけ特別よ。美味しいものが沢山食べられる季節なの。』
「実りの秋は食欲の秋なんだね。」

