今年に入ってから、5年生の時、1学期の通学の時期が過ぎて、また病院生活が始まって、風鈴草が届いた。
これは、この間の勉強を教えてあげた直後だったからかな?って勝手に思ったり。
花言葉は、『感謝とか誠実という意味だよね?』
それから、菖蒲の花もあったね。“優しい心”とか“優雅な心情”っていうのは、理絵ちゃんから見た、ボクのイメージって、とらえればいいの?
春の運動会が近づいた頃のヒヤシンス。スポーツ、競技、遊戯、勝負という花言葉で「頑張るから応援してね。」という気持ちが込められてたのかなぁ・・・。
その運動会で5年3組が学年で1位を取ったという知らせは、ハイビスカスで“勇敢”で“勇ましく”戦って、月桂樹の葉っぱが添えてあって“勝利”と“名誉”を告げてくれた。
他にもいっぱいありすぎて、全部言ったらきりが無いけど、最後は・・・、夏休みに入る前の鉢植えのパンジーが届いた時、“私を思ってください。”って一人勝手にドキッとしてた・・・よ。』

「スゴイね。普通の人じゃ分からないような・・・花の名前・・・知ってるなんて、・・・私の気持ち・・・花言葉のメッセージ・・・、全部分かってくれて・・・有難う。さすが、まさお君だわ。まさお君のこと好きになって、良かった、私・・・。」
『なんか、ボク、すごく思われてたんだね、本当は。だけど、誰にも好かれていないんだって、勝手に思い込んで、自分から心を閉じちゃってたのかもしれないね。もしかしたら、小学校での日々、ボクはボクが思っていた以上に素敵な日々で、本当はすごく勿体無いことしてたかもしれないね・・・。』

こんな理絵ちゃんとかつおくんの会話見ていて気づいたら、今日集まったみんなが、グシャグシャになって泣いてたんだ。