「はい?」
「ロンはいるだけで癒されるからさ~。それだけかなぁ」
ケタケタと笑う彼女から、悪意は出てこなかった。というよりは彼女の中に悪意自体が存在していないのだと思った。泣きたい時に泣いて、怒りたい時に怒って。それ以外はほとんど笑っている彼女に僕は勝てない。勝てずに彼女に吸い込まれていっていた。
「ロンマニーのどこが癒しなんですかー?小生意気で腹しか立ちませんけどー?」
「そうかなぁ?でもケイちゃん、仲良いよね~」
ケイと一緒にはされたくはない。それ以前に仲良くなんてないし、何とも思っていない。ただ、戦いについて合わせやすいだけだ。そんな事を言うのなら僕は姫と仲良くなりたい。もっと仲良くなって姫の事を知っていきたい。
「ロンはいるだけで癒されるからさ~。それだけかなぁ」
ケタケタと笑う彼女から、悪意は出てこなかった。というよりは彼女の中に悪意自体が存在していないのだと思った。泣きたい時に泣いて、怒りたい時に怒って。それ以外はほとんど笑っている彼女に僕は勝てない。勝てずに彼女に吸い込まれていっていた。
「ロンマニーのどこが癒しなんですかー?小生意気で腹しか立ちませんけどー?」
「そうかなぁ?でもケイちゃん、仲良いよね~」
ケイと一緒にはされたくはない。それ以前に仲良くなんてないし、何とも思っていない。ただ、戦いについて合わせやすいだけだ。そんな事を言うのなら僕は姫と仲良くなりたい。もっと仲良くなって姫の事を知っていきたい。



