私もああなりたかった。好きな人と一緒に生きていたかった。でも、それももう出来なくなるんだ。私という存在は城を出て一週間経った今日、隊長を送り届けて消滅する。
少し老けているけどあの悪そうな細いつり目はジンさんだ。きっとランの言っていたジンさんの恋人はあの人なんだろう。安心し切った表情で楽しそうにジンさんと歩いている。私もまだ生きる事が出来たら、まだどこかにいるであろうレイアさんの分身に会いに行きたかった。会って一緒に笑って暮らしたかった。
あの世に行ったとしてもちゃんと会えるか分からないんだもの。淡い期待より確実な幸せを掴みたかったよ。もっと早くランとクウに会えていれば城に忍び込まずに済んだのに。死ななくてもレイアさんに会えたのにどうして死んでから分かるのかな。どうして消滅する間際になってから分かるのかな。
「ラーク・・・?ラーク!大丈夫か!?」
「・・・ども」
少し老けているけどあの悪そうな細いつり目はジンさんだ。きっとランの言っていたジンさんの恋人はあの人なんだろう。安心し切った表情で楽しそうにジンさんと歩いている。私もまだ生きる事が出来たら、まだどこかにいるであろうレイアさんの分身に会いに行きたかった。会って一緒に笑って暮らしたかった。
あの世に行ったとしてもちゃんと会えるか分からないんだもの。淡い期待より確実な幸せを掴みたかったよ。もっと早くランとクウに会えていれば城に忍び込まずに済んだのに。死ななくてもレイアさんに会えたのにどうして死んでから分かるのかな。どうして消滅する間際になってから分かるのかな。
「ラーク・・・?ラーク!大丈夫か!?」
「・・・ども」



