姫、私は誓います。

なんだか、少し調子が狂う。今までなら頼むだけで済んでいたような会話なのに、今日はすまないと謝ってきた。なんとなく。なんとなくだけれど、ランがやっと信頼してくれたような気がした。

「なんか変わったね、ラン」

「やっぱりそう思いますか?」

「うん。なんか凄い人間っぽい」

昔はこの世の者じゃないような、何を考えているのか分からない性格で取っ付きにくかった。でも今は誰かを愛し、愛されている。人間みたいになっている。昔とは比較出来ないくらい近付きやすい雰囲気になっている。恋とかそんな感情ではないけれど、もっと仲良くなってみたいと思えるようになった。

「人間っぽい・・・ですか。確かに、霊体にしては生き物っぽいですね」

「でしょでしょ?」