姫、私は誓います。

命を狙われているのに、彼女は警戒心が無さすぎる。私から見れば、彼女の態度はそう感じてならない。いくら戦闘能力の高いラークとルークがいて、白魔術の使えるランバートがいるとしても少し気を抜きすぎているのではないかと思う。結局、どれだけ頼れる相手がいたとしても生きれるかどうかは自分の生命力にかかっているのだから。

「どうしてです?」

かといって理由を聞かずに否定するわけにもいかない。彼女の持っている好奇心が危険な目に会わせないためだ。上から一方的にダメだと言われると、どうしてもやりたくなってしまうのが彼女のタイプだという事はラークに会えるまでの数ヵ月で何となく分かった。だから、ちゃんと聞いて危ない理由を説明しなくてはと思ったんだ。

「だって怪我してるんだよ?銃は持ってるみたいだけど反動あるだろうから撃てないだろうし出てきてもらった方が良いんじゃない?」