姫、私は誓います。

いやだ。今は会いたくない。心の整理が付いていない今は会いたくない。

「ルークには出来ねぇよ、そんな事」

俺が混乱していると、寝たはずのラークが口を出してきた。一番仲が良かったせいだろうか。ラークは俺の気持ちを察していたんだ。

「ルークにはレイアさんを差し出す事なんて出来ねぇ。誘き出すか他の方法を考えるべきだろうな」

「ラーク、何か考えがあるのですか?」

確かに否定しているだけじゃダメだ。何か別の案を考えなくてはならない。でも、彼女を差し出さずに王の考えを変える方法なんてあるのだろうか。王もそこまで悪ではないなどと軽い考えでも持っているのだろうか。いや、一緒に仕えていた仲間だから分かる。ここにいる3人はそんな考えを持つような甘い人たちではない。ではどうしようというだろうか。