〇〇からの贈り物

次の日の朝の事だ。

[姉貴早くもう,来てるから]

と少年は、とても楽しそうに、騒いだ。

[こーら、近所迷惑でしょ。あんた,高校生に為っても子供か。]

と少年のお母さんが少年に負けず大きい声で怒鳴った。

その時、やっと少年の姉が来た。

お母さんの事など置いて、元気よく
[いってきます。]と言った。

[あぁの,今日は来てくれて,ありがとーございました。]

と少年の友達は笑顔でそう言った。

それを、見て少年の姉は目を疑った。

[彼奴にこんな良いこ、が友達なの、こいつと、変わって欲しいわ]
と少年が姉の物真似をして言った。

[黙れ、バカ]

[お前だって,バカだろう。]

[あんた、よりマシよ ]
と姉弟の、喧嘩が始まった。

それを止めようと、した。

[二人ともその辺で]
と、戸惑いながら少年の友達は言った。
そんな事を、していたら学校に着いていた。

三人は,校門のインターホンを、鳴らした。

[はい、どちら様でしょうか ]

と訪ねられた。