アリスゲーム


この馬鹿げた放送にも何も感じない。

誰も何も言わなかった。




職員室から拝借してきた非常食と水を少しだけ摂ってまた、ボーッとした。



「俺起きとくから、みんな寝てええで。疲れたやろ。」
「何言ってるのさ。疲れてるのは眞音も一緒でしょ。それに、眞音は怪我してるし…眞音の方が先に寝なよっ」
「俺は平気やって」

眞音は笑った
みんなを元気づけようとしているんだ。

「もうすぐ0時だし、誰も来る気配ないから眠ってもいいんじゃないかな?ほんと、疲れたでしょみんな」



私たちだけでも生きよう。
ちゃんと志穂のお墓の前で謝りたい。

だから、今はあんまりくよくよしないようにしよう。