アリスゲーム


「葛西っあんた何してんのよ!?なんでいるの!?なにやってんのよあんたあぁぁぁ!!!!!」

恐怖よりも先に怒りがこみ上げてきて持っていた斧を振り上げた。

「奈緒子まてっやめえや!」
「なんで止めるのよ眞音っ!!あいつ志穂を…志穂を!!!」

今もなお、葛西は志穂を何度も刺している。

「殺してやるから!!あんただけは絶対に殺す!!!」
「落ち着け奈緒子!!逃げるんや!!」
「今はこっちに興味向いてないから、今のうちに逃げよう!」
「―っ!!葛西!!殺してやるから…いつか必ず殺してやるから!!!」


半ば引きずられるように連れていかれながら私は葛西に叫んだ。

葛西は私を見て――――ニヤリと笑った。