「とりあえず、志穂のところに戻ろう。あんまり長く1人にしていたら心配だ。」
「そうだね…志穂は武器持ってないし…」
私たちは技術棟に戻りながら夜の作戦を話し合った。
「とにかく、みんなから逃げなくちゃいけないよね…でも、人数が多すぎる…」
「僕らは7人に対して鬼は何十人だもんね、無理ゲーだよ…」
「でも殺さなきゃいいんでしょ?殴って気絶させたらいいんじゃない?」
「アホ。それで打ちどころ悪くて死んだらどないすんの。それは最終手段として俺がやる。」
「どこか鍵を内側からかけられて見つかりにくいところがあればいいんだけどな…」
「体育準備室は?」
「体育準備室?でも、渡り廊下はたぶんシャッターが…」
「職員室から回れば行けるよ。たぶんあんまり知ってる人いないと思うけど…教官室につながってるの」
「体育準備室なら扉頑丈だし、大丈夫なんじゃない!?」
「白雪さんよく知ってるなぁ…」
「あまり教室とか入ってなくて、よく職員室とか行ってたから」
アリスちゃんは不登校気味なのかな?
なら、こんな可愛いのに知らなかったのも納得かもしれない。


