男嫌いな女王様とクールな臣下



気持ちを切り替えないと。

次の日の朝を迎えて、前日の憂うつな気分を引きずって行くわけには行かない。

朱音はそう、自分に言い聞かせた。

歯磨き粉を変えて、モーニングコーヒーの代わりにジャスミンティーを入れたりした。

朱音は、気分を紛らわすためにいろいろ試してみたりした。

時間が経つにつれ、落ち着きを取り戻してくる。

ゆっくりとお茶を飲み、もう大丈夫だと思うまで、何もしない。
心を落ち着かせるために、ゆっくりする。

何もなくても、社長という身に余る職務についている。

これが、自分で起業し大きくしてきた会社だたら、こういう不安には陥らないで済むのだろうか。

そんなことより、安心して眠れなかった。

ベッドに入っているのに、睡眠時間が確保できてない。

まず、そのことから何とかしなきゃ。