彼女とは大学の同級生で、心の底から信頼できる数少ない友人だ。
去年に妙な告白さえするまでは、春妃は、朱音の自宅に毎週のように遊びに来ていた。
それなのに、今ではこうして会うのにも、婚約者の直哉の許可がいる。
「今日は、よく一人で出てこられたね」
珍しく春妃が一人でやって来たので、朱音も心からくつろげた。
「結婚式の打ち合わせだって言ったら、そうかと言って送りだしてくれたの」
朱音は、メニューを見ながら、春妃をじっと見つめる。
やっぱり、よかったんだろうか?
直は春妃がずっと好きだった男だし。
会員制ラウンジは、食事を出していない。
だから、下のホテルから取り寄せて昼食をとる。
春妃にそう説明しながら、少しでも早く、壊してしまった関係を修復したいとあらためて思っていた。
朱音にとっては、楽しい作業ではなかった。
でも、春妃を失ったままでいるよりは、ずいぶんましだった。
この場所は、朱音のお気に入りだった。
朱音は、個人的に人に会う必要があるとき、秘密裏にビジネスの話をしたい時、邪魔が入らないように気う時に会員制クラブを使う。
昼間から、ここに居る人間はいなかったし、誰の目も気にすることなく、リラックスして旧友と話がしたかった。
なにしろ、楽しみにしてた自宅でのお泊り会はできなくなったし、どこに行くにも直哉が邪魔するから、朱音も相当にストレスがたまっていた。
去年に妙な告白さえするまでは、春妃は、朱音の自宅に毎週のように遊びに来ていた。
それなのに、今ではこうして会うのにも、婚約者の直哉の許可がいる。
「今日は、よく一人で出てこられたね」
珍しく春妃が一人でやって来たので、朱音も心からくつろげた。
「結婚式の打ち合わせだって言ったら、そうかと言って送りだしてくれたの」
朱音は、メニューを見ながら、春妃をじっと見つめる。
やっぱり、よかったんだろうか?
直は春妃がずっと好きだった男だし。
会員制ラウンジは、食事を出していない。
だから、下のホテルから取り寄せて昼食をとる。
春妃にそう説明しながら、少しでも早く、壊してしまった関係を修復したいとあらためて思っていた。
朱音にとっては、楽しい作業ではなかった。
でも、春妃を失ったままでいるよりは、ずいぶんましだった。
この場所は、朱音のお気に入りだった。
朱音は、個人的に人に会う必要があるとき、秘密裏にビジネスの話をしたい時、邪魔が入らないように気う時に会員制クラブを使う。
昼間から、ここに居る人間はいなかったし、誰の目も気にすることなく、リラックスして旧友と話がしたかった。
なにしろ、楽しみにしてた自宅でのお泊り会はできなくなったし、どこに行くにも直哉が邪魔するから、朱音も相当にストレスがたまっていた。


