……意味が分からない。 これの何処がヒントなんだ? 全ては私達の手の中? 私達とは誰のことを指している? 仮にその私達が藤邦さんと誰かを指すのであれば──!? そこで俺の思考は停止した。 浮かんだ答えがあまりにも有り得なさすぎる。 でも、そうでない限りこの件を隠し通せる筈がない。 「その顔、気付いたみたいだね?」 「……この件、三名家が噛んでいるんですか?」 俺の言葉に、彼女は当たりだと言うかのように口角を持ち上げた。