「……!?」
私は気付いてしまった。
コトリ君が何をするために姿を消したのか。
奥歯を食い縛ると、上からパソコンを見る才暉を見た。
「才暉、急いで一飛達を呼んで!」
「は?」
「早く!このままだと間に合わなく──」
『間に合わない所か、もう手遅れだよ。アリスちゃん』
「!?」
突然聞こえた切碕の声。
その声がしたのはパソコンからだ。
私はパソコンに視線を戻すと、画面に映る光景に目を見開いた
「な、んで……」
『君が守っていた彼はもう僕達の仲間になったんだよ、アリスちゃん……』
赤い目を細めた切碕の隣には虚ろな目のコトリ君がいた。



