「なっちゃん達からも何の知らせもない。こうなったら、周と依良にも協力してもらうか……」 この事をなっちゃんと小鳥遊さんには一応伝えてある。 でも、周と依良にはまだ伝えていない。 伝えれば力になる二人だからこそ伝えるのを躊躇った。 この事が何処からお母さんに漏れるか分からないからだ。 お母さんはコトリ君を研究の材料として見ている。 今彼が姿を消したと知れば、私よりも早く見つけて保護するだろう。 そうなれば、彼はもう二度と自由にはなれない。 一刻も早く私が見つけないと……。