「無差別に……っ!才暉、一飛!」
アリスさんは拳を握り締めると、共にきたであろう二人を呼ぶ。
呼ばれた羽取さんと一飛さんは何処からともなく現れ、莉瑚に飛びかかった。
二人の手には苦無とトンファーが握られている。
それぞれの武器が莉瑚を襲うが、それぞれが違う人物達に止められた。
「邪魔すんなよ、良いところなんだからよぉ……」
「そなたらの相手は妾達じゃ」
「ヤット殺レルヨ!」
「「「やったー!」」」
「……お手柔らかにお願い致しますね」
羽取さんの苦無を止めたのは黛という男で、一飛さんのトンファーを止めたのは楊蘭という女だ。
二人は止められた反動を使って、アリスさんの前に着地する。



